人の役に立ちたい?そのためにどんな大人になればいいんだろう
社会を切り拓いていくための力
入門ワークショップ
2021年7月10日、青森県盛岡市にある、サステイナブルスタジオモリオカ ソノツヅキで、社会を切り拓いていくための力、入門ワークショップを行いました。
「コンピテンシー」という言葉を聞いたことがありますか?
コンピテンシーとは、知能、スキル、マインド、態度の組み合わせからなる「力」です。社会で活躍し、人の役に立てる大人になるためには従来の教科の勉強に加えて、適切な「コンピテンシー」=SKILL3.0 を身に付けることが必要です。
本ワークショップは、kashinoki代表真鍋が、先行きが不透明で将来の予測が困難な時代において、日本の高校生が、自ら社会を切り拓いていくためのコンピテンシー:SKILL3.0を習得できる場所を創り、住む場所や経済的な理由に左右されずに全ての高校生に提供できる仕組みを作りたいと考え、開催したものです。
参加者は高校生・浪人生を合わせて5名、少人数ならではのアットホームな雰囲気の中、3時間たっぷり使って講義とグループワークが行われました。
今回はSKILL3.0の中でも特に「問題解決能力」がテーマ。
まず始めは高校生の部活を事例に。
あなたがキャプテンになったとして、どのようにチームメンバーのやる気を引き出し、地区大会での優勝を目指しますか?
大切なのは練習量?特定の練習メニューをたくさんすること?練習の質を見直す?このままで良い??
あなたがキャプテンだったら?を考えます。
続いてはグローバルな環境問題、海洋プラスチック汚染がテーマ。
部活の事例で学んだことを生かし、ディスカッションを重ね、最終的には自分の意見をまとめてプレゼンテーションを行います。
海洋プラスチックの問題は何なのでしょうか?
問題解決に向けて、自分で取り組むべきはどこからでしょうか?
参加者の声
ワークショップの満足度は、参加者5人中5人が100%満足!
- フィードバックの重要さを学べた
- 問題から課題を見つけ出し、そこから対策まで考える機会は日常生活に必要なものですが、滅多に議論する場がないのでとても勉強になりました。
- 色んな視点からアプローチを実感出来て楽しかった。個人対個人のフィードバックは初めてだったので少し照れたがいい経験になった。
- 身近な問題に深く触れることができた。コミュ力を鍛えることができた。
- 自分1人では思いつかなかった意見も聞けて、いろんな視点から物事を考えることができた。
- 楽しく他の人と意見交換できるのはすごい良いと思いました。
- その問題についての原因を深く考えたり、簡単にできて効果がある対策を考えるのが難しかったです。
参加者の皆様からのコメントで、ワークショップの有用性を確信いたしました。
今後もSKILL3.0を日本の高校生に提供してまいります。